占い師やカウンセラー特有の税金・税理士・確定申告・税務調査・節税問題などについて公認会計士・税理士小松由和がわかりやすく解説いたします。

書籍や雑誌記事の執筆

雑誌やタウン誌などには、必ずといっていいほど占いのページがあります。新しく創刊する紙媒体があれば、占いのページを担当するチャンスが訪れるかもしれません。女性誌では占いの特集が掲載される頻度も高いので、常に新しい占い師を探しています。対面鑑定での人気が話題となり、本を出版する話が来ることもあるでしょう。そのようなときに問題となるのが、文章力です。口頭ならいくらでも説明できるのに、いざ文章としてまとめようとすると、なかなか思うように書けないという方が多いのではないでしょうか。多くの人に自分を知ってもらえるチャンスだと思って引き受けたものの、あまりに執筆作業がはかどらず、苦痛に感じてしまう方もいるようです。パソコンの前に座ったまま、いつまでたっても書き出すことができず、時間だけが過ぎていく……という経験がある方もいるでしょう。けれども、原稿には締め切りというものがあり、編集部は常に時間と闘っているので、いつまでも待ってくれるわけではありません。原稿の提出が遅れれば、二度と依頼が来なくなるかもしれません。

 

やっとの思いで自分なりに書いたものを提出しても、編集段階でかなり手を加えられてしまうこともあります。読みやすいように文章を整えてもらうだけならよいですが、編集者の勝手な解釈によってカットされたり、自分の意図とは違う方向に広げられてしまいガッカリしたことがある占い師も多いようです。少し手を加えられただけでも伝えたかったメッセージのニュアンスが変わってしまい、自分の占いとは別のものになってしまったと感じることもあるでしょう。けれども、締め切りに追われている編集部とは、解釈について十分なやりとりをする時間がとれない場合も多いようです。また、占いのページには、エンターテインメント性も必要になります。占い師が書いたものに面白みがなければ、読者に楽しんでもらえるように手を加えるのも、編集部の仕事なのです。

 

執筆によって活動の場を広げるためには、締め切りに遅れたり、納得のいかない文章が世に出ることは避けなければなりません。そこで、自分の占術を理解し、意図を汲み取って文章を整えてくれるライターを自分で探して、リライトを依頼している占い師もいるようです。口頭で説明したり、要点を書き出したものを渡して読みやすい文章にリライトしてもらえば、時間を有効に使うことができます。各媒体に提出する前の段階で、自分の世界観を大切にしてくれるライターに文章を整えてもらっておけば、編集段階で大きく手を加えられることも少ないでしょう。自分でライターを手配すれば余分な経費がかかりますが、執筆に時間を取られなければその分を鑑定にまわすことができますし、締め切りに遅れて迷惑をかけることもなくなります。執筆作業で発生するマイナス面を防ぎ、効率よくプラス面を得るためには、それなりの出費が必要なのかもしれません。